屋根の煙突が目印。静かな住宅地の奥にある、心地よい空間です。

屋根の煙突が目印。静かな住宅地の奥にある、心地よい空間です。

岐阜県大垣市 Mitsuru Ceramic Studio 和(なごむ)
★やきもの体験教室★

体験教室第3弾は、岐阜県大垣市にあるMitsuru Ceramic Studio 和でやきものを体験。オリジナルの湯呑み作りに挑戦してきました。
■〒503-0925 岐阜県大垣市南切石町1-70
■TEL 090-5103-4325(昼間)
■TEL/FAX 0584-81-5550(夜間)
■やきもの体験コース:2~3h
              実習費¥2,000(中学生以下¥1,000) 
              材料費¥1,000

STEP1 土を触るのが初めてでも大丈夫。作りたいものが作れます♪

こんにちは。いいカルチャーレポーターのムトウです。
今回の体験レポートはやきもの教室です。
ここ岐阜県大垣市にあるMitsuru Ceramic Studio 和(なごむ)は、冬でもポカポカ明るく暖かい日差しがいっぱい入りこむ癒しの工房です。
伊藤先生もとっても穏やかな方で、作業に入る前からはやくもまったりモードです。
まどろんでないで、はやく何をつくるか決めなくては・・・
与えられた土は1キロ。大きな抹茶碗が2個もつくれるそうです。
悩んだ挙句、渋~いお茶を飲むための渋~い湯呑みをつくることにしました。

さて、使用するのは多治見や土岐の土。
先生が現地で仕入れてくるそうです。
そういえば岐阜って、由緒ある窯元が多く、美濃焼の産地としても有名ですよね。
私も趣のあるステキな湯呑みをつくりたいと思います。

他の生徒さんの作品を見ながら、何をつくろうか考え中

他の生徒さんの作品を見ながら、何をつくろうか考え中

板状の土を機械で練ると棒状に。見た目はコンクリート・・・

板状の土を機械で練ると棒状に。見た目はコンクリート・・・

先生が作業しやすいように練っておいてくれます

先生が作業しやすいように練っておいてくれます

さて、ここからが本番。さらに練ります。パンの生地みたいです

さて、ここからが本番。さらに練ります。パンの生地みたいです

STEP2 まずは一品目。紐作りという技法でつくります。

その名の通り、土を紐のように細く、長く伸ばしていき、それを重ねていきます。
だんだんと自分の世界へ入っていき、無口になってきます。
なんだか、懐かしい感覚。
粘土遊びみたいです。
コレ、子供にやらせたら絶対喜ぶと思います。

作り方を説明してもらいます

作り方を説明してもらいます

童心にかえります

童心にかえります

底をつくり紐を重ねていきます

底をつくり紐を重ねていきます

ゆっくり時間が流れています

ゆっくり時間が流れています

すこしずつ高さがでてきて

すこしずつ高さがでてきて

いい感じ、いい感じ

いい感じ、いい感じ

出来ました~

出来ました~

思った以上の出来栄えです

思った以上の出来栄えです

普通の体験教室ならここでおしまいなのでは?。
でも伊藤先生は違います。
1キロもの土を使わせてもらえるんですから、まだまだ土、残ってます!

STEP3 続いて2品め。タタラ作りです。

まずは土を板状に平たく伸ばし、底にあわせて壁をつくっていきます。
壁の長さは底の円周にあわせてカットするのですが、円周の出し方って・・・と記憶を呼び戻しているふりをしているうちに、先生、さっさとカットしてくださいました。
伊藤先生は本当にやきものが大好きで、高校の教員として働かれていたときには、毎年卒業生全員のためにお皿や、小鉢、茶碗などをつくってプレゼントしていたそうです。
退職された今も地元の中学校の卒業生に、やきものを贈り続けている伊藤先生。
本当にやきもの、そして子供達が好きじゃないと続けられないですよね。

土を平たく伸ばします

土を平たく伸ばします

底になる部分

底になる部分

円周にあわせて先生がカット

円周にあわせて先生がカット

麻を敷いていたので土に模様が

麻を敷いていたので土に模様が

まわりにグルっと

まわりにグルっと

つなぎ目をキレイにしています

つなぎ目をキレイにしています

飲み口を仕上げて

飲み口を仕上げて

こちらの出来もなかなかです!

こちらの出来もなかなかです!